2010年5月11日

高炉ガス管、今年度は需要増

 建築需要の低迷を受けて、2008年度下期以降需要が激減していた高炉ガス管(黒管、白管、塗覆装鋼管)は、2009年度下期で底を打ち、10年度は前年度比プラスに転じる見通しだ。ただ、依然として需要レベルは低く、高炉メーカーは実需見合いの生産を徹底し、マーケットの適正在庫水準を維持する。