2010年5月25日

関東地区、形鋼市況が様子見

 関東地区の形鋼市況は上昇を続けていたが、調整局面を迎えている。H形鋼市況は3―4月にトン2万円程度上昇したが、5月に入って上昇が止まっており、市況全体に様子見ムードが広がっている。今後は高炉の原料上昇を背景としたメーカーの値上げが確実視される中、上昇機運が再燃する公算が大きい。「現在の状況は一過性のもの」(商社営業担当)との見方が大勢だ。