2010年6月9日

新日鉄エンジ、中国でダスト処理合弁

 新日鉄エンジニアリング(羽矢惇社長)は8日、中国の大手鉄鋼会社である馬鞍山鋼鉄の関連会社である馬鋼設計研究院(方正芳院長)と合弁で、「馬鞍山中日資源再生工程技術」を中国・安徽省馬鞍山市に設立することで契約書を締結し、このほど営業を開始したと発表した。

 合弁新会社は、新日鉄グループの回転炉床式ダストリサイクル設備(RHF)技術と、馬鋼グループが持つRHFの安定操業・メンテナンス技術および設備エンジニアリング技術を活用。製鉄所内発生ダストのゼロエミッション化に寄与する技術である、RHFを供給することで、中国市場での事業対応力を強化し、RHFの普及を促進していく。