2010年6月15日

飯塚鉄鋼、開先加工を大幅増強

 飯塚鉄鋼(本社=兵庫県姫路市)は、厚板の開先加工能力を大幅に増強する。8月にもコマツ産機製のルートツイスター1基を本社工場内の条鋼センターに導入する。また、7―8月にかけて本社工場内の開先工場内にロボット開先加工機を5基増設する。

 一連の投下金額は約2億円。建設機械メーカーからの新規加工注文に対応するのが狙い。今回の投資により、同社の鋼板開先能力は月間2500トン強と現状比7割程度増加する。