2010年7月12日

仏エラメットCEO「日本は重要な市場」

 仏合金鉄大手、エラメットは8日、東京・虎ノ門のホテルオークラで、高炉大手など需要家を集めてパーティーを開いた。あいさつに立ったパトリック・ビュッフェCEOは「日本は極めて重要な市場で、皆さんは要の顧客」と呼びかけ、ニッケル、マンガンなどの能力拡張、新製品の開発などを通じて、ニーズに応える方針を示した。

 ビュッフェCEOはニオブ、モリブデン、バナジウムなど鉄鋼向けの新たな合金分野に進出するほか、航空、発電、防衛産業など戦略産業向けの冶金技術を強化するなどで、製品群のポートフォリオを拡充する方針を示した。

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