2010年7月29日

共英製鋼、異形棒鋼5000円下げ

 共英製鋼は28日、8月販売の異形棒鋼価格を全事業所(枚方、名古屋、山口事業所)でトン当たり5000円引き下げると発表した。これまで再生産可能な適正価格帯での市況維持に努めてきたが、各地区で製品市況が軟化しており、原材料の価格動向、海外マーケットの状況を判断し、値下げを決めた。

 来月以降は再度、市況の回復に注力する方針で、これに備えて、生産については夏季休止を例年以上に増やし、減産を強化する。