2010年7月30日

日新製鋼 「ZAM」2割増強 市川の設備改造

 日新製鋼は29日、高耐食溶融めっき鋼板「ZAM」の月産能力を6万トンに、2割増強すると発表した。約15億円を投じて市川製造所(千葉県)の設備を改造し、1年後に生産を開始する。当面の需要増対応と、東日本での生産開始による市場開拓などが狙い。同社は戦略商品、ZAMの一層の拡販をめざし、同10万トン体制に向けたライン新設の検討も進めている。

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