2010年8月12日

普通鋼受注、6月も600万トン割れ

 日本鉄鋼連盟が11日発表した6月の普通鋼鋼材受注は、前月比0・4%減の567万5000トンと2カ月連続で600万トンを下回った。内需が0・1%減の362万4000トン、輸出は1%減の205万2000トン。内需は製造業向けで回復が続くものの、建設分野の低迷で頭打ち。

 国内鉄鋼生産の回復をけん引してきた輸出も、アジア市場の調整局面入りの影響で前月に続いて減少した。輸出は200万トン台をキープしたが、前年同月比9・2%減で13カ月ぶりの前年割れとなった。

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