2010年8月20日

異形棒市況に底値感 関東地区

 関東地区の異形棒鋼市況に、底値感が台頭している。足元はベースサイズで直送トン5万6000円、在庫5万9000円どころ。原料鉄スクラップの値下がりを背景に、直近高値の6月と比べて1万円ほど下落したが、ここへきて鉄スクラップ価格が反発、2カ月ぶりに下げ止まった。

 8月下旬から9月上旬にかけて、ゼネコン各社が大量に明細を投入するとみられ、小棒電炉メーカー各社は販価引き上げに全力を挙げる考えだ。

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