2010年8月23日

日立造船、有明の拡張工事完了 原子力関連機器専用工場

 日立造船は、20日に有明工場(熊本県玉名郡)内の原子力関連機器専用工場の拡張工事が完了し、竣工したと発表した。同社は1978年に国産初のキャスクを製作・納入して以来、国内外で合計約400基のキャスク・キャニスターを納入。工場拡張の投資額は約10億円で、使用済み燃料貯蔵・輸送容器のキャスク・キャニスターの生産能力を拡大し、2011年度には、従来比約2倍の年間約120基の生産をめざす。