2010年8月31日

経産省11年度予算、鉄鋼課 40億円要求

 経済産業省は30日、2011年度概算要求の概要を発表し、製造産業局鉄鋼課では、研究開発関連予算として、環境調和型製鉄プロセス技術開発など総額40億円を要求した。前年度比12億7010万円の増額。

 水素を還元材に利用する環境調和型製鉄プロセスの開発に向け、11年度に水素増幅設備を新日本製鉄君津製鉄所に建設する。エネルギー基本計画の一環であり、実証実機プラントの稼働を30年と前倒しで進め、温室効果ガス削減に貢献する。

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