2010年9月2日

村山鋼材、厚板加工17万トン計画

 大手コイルセンターの村山鋼材(本社=東京都大田区)は来期(2010年10月―11年9月)の厚板部門の加工量について、前期比13%増となる17万トンを計画している。外需にけん引されて回復が進む建設機械、産業機械を筆頭に、トラックやプラント向けなど、厚中板系の受託加工を積極的に取り込むとともに、店売り向け販売の強化にも取り組む。

 村山社長は「再投資可能な収益を上げることが最大の経営目標」と話しており、加工量、経常利益ともに上積みをめざす。