2010年9月3日

コラム需要、下期13・4万トン5%増 年末にかけ回復

 大径角形鋼管(コラム)メーカーによると、2010年度下期のコラム需要は13万4000トン前後と、上期比約5%程度増加する見通しだ。前年同期比ではほぼ横ばいになると想定。建設案件の延期・見直しにより、着工・工期が遅れるなか、年末にかけて需要は上向くもよう。7―9月が需要の底となるものの、緩やかな回復にとどまる公算が大きい。