2010年9月8日

中板定尺、関西市況の安値一掃

 関西地区の中板定尺市況は、6万4000―6万8000円(トン当たり、3・2ミリ厚の4×8サイズ)どころで推移し、一部散見されていた6万円前後の極端な安値は一掃された。東京製鉄が9月販売で熱延コイルを2000円上げたことを受け、地区扱いコイルセンターが、8月下旬から2000―3000円程度唱えを引き上げ、これが市場に浸透したことによるもの。ただ、実需不足もあって、流通業者のさらなる唱え引き上げは難しい状況となっている。

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