2010年9月10日

関西切板市況は下落基調

 関西地区の切板市況は、9万円(トン当たり、無規格材、直線切り)どころが中心となっており、一部で9万円割れも出ている。産業機械・建築需要が大きく落ち込んでおり、業者間の受注競争が激化しているため。一部業者は価格下落による採算悪化に危機感を強めており、月内にも切板価格の改善をしたい意向だが、全体の底上げにはつながらず当面、下落基調が続く見通しだ。