2010年10月13日

王子製鉄、15%コスト削減図る

 新日本製鉄グループの平鋼電炉最大手、王子製鉄(小林雅美社長)は、今中期計画「イノベーション3015」(2010―12年度)で、3つのゼロ(ゼロディフェクト、ゼロエミッション、ゼロ災害)の達成をめざすとともに、オンリーワン企業の構築、5つのイノベーション(品質、生産、販売、購買、組織)に取り組んでいる。

 また、設備投資では、これまで製鋼工場や大形サイズを製造する第1圧延工場の合理化工事を進めてきたが、今後は小形サイズを製造する第2圧延工場を刷新する。さまざまな諸施策により、最終年度をめどに15%のコスト削減を図る。