2010年11月4日

中国鋼材市況 10―12月上昇へ

 中国政府の国家発展改革委員会はこのほど、10―12月の鋼材市況に、上昇圧力がかかると予測した。政府が西部開発を強力に進め、省エネ政策を各地で行い、旧式設備の淘汰も加速することで需給が引き締まるため。

 ただ、世界経済が不安定な状態にあり、国内では不動産コントロール策が依然強く、冬季を迎えて北部の建築市場が徐々にオフシーズンに入るため、上昇力が鈍る可能性があると指摘した。