2010年12月1日

CSC、国内販売価格 約2000円下げ

 台湾の中国鋼鉄(CSC)は先月29日、2011年1―2月の国内販売価格を、12月に比べ平均トン751台湾ドル(約2030円)、3・2%下げると発表した。台湾ドルの対ドル相場が上昇しているため、販売先の輸出産業の競争力低下を考慮。国際市場の市況軟化や、2月の旧正月による需要減の影響も加味した。鉄鉱石など原料価格が1―3月に上がる見込みから、3月以降は値上げに転じる可能性を示している。

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