2010年12月13日

JFE西日本、福山7CC 7カ月で能力生産達成

 JFEスチール西日本製鉄所(所長=野村寛副社長)は10日、本年4月初めに福山地区で稼働を開始した第7連続鋳造設備(福山7CC)が10月に月間鋳造量20万9000トンを記録、稼働後7カ月という異例の早さで能力生産量に達したと発表した。

 同設備は月産能力20万トンで主に自動車向け薄板用スラブを製造。4月の稼働開始以来、順調に鋳造量を伸ばしてきた。鋳造量20万9000トンはストランド当たりの月間鋳造量としては2008年5月の福山6CCの22万トンに次ぐ同社第2位の記録で、世界的にも最高レベルといわれる。