2010年12月13日

JFE商事コイルセンター、設備投資を活発化

 JFE商事コイルセンター(本社=神奈川県横浜市金沢区)は、競争力強化に向け、設備投資を活発化させている。静岡工場では、このほどライン作業の安全向上と省力化を目的に、フォーミング製品を自動積載する「パレタイザーロボット」を導入。神奈川工場では母材ヤードを改良し、保管能力を拡充するとともに、天井クレーンを更新した。

 昨年には神奈川工場の大型ホットレベラーラインを改造し、今年に入って、群馬工場でも大型スリッターラインの改造を実施するなど、相次いで積極策を打ち出している。コイルセンター間の受注競争が激化するなか、JFEグループの旗艦コイルセンターとして、存在感を高めていきたい考えだ。

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