2010年12月29日

CSC・高雄製鉄所、停電の損害圧延2・8万トン

 台湾の中国鋼鉄(CSC)は、26日に発生した高雄製鉄所での停電による被害を27日に発表し、溶銑で1万8000トン分、圧延で2万8000トン分の損害を受けた。

 26日午前9時30分に停電し、10時に通電を再開したが、第3高炉の羽口や配管が破損した。停止した第3、第4高炉は午後8時に送風を始め、第1高炉は27日の午前8時30分に生産を再開。線材圧延ラインは27日午前7時30分、熱間圧延ラインは同昼に生産を再開した。

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