2011年2月3日

朝日工業、低温圧延950度実現へ 製造コスト減

 朝日工業は、4月からビレット抽出温度を最終目標の950度に引き下げる。異形棒鋼、構造用鋼の品質向上やコスト低減を目的としたもので、昨夏に埼玉工場(埼玉県児玉郡)でゼロ番スタンド(圧延機2基)を設置した。

 現在は試験圧延と品質確認を行っており、従来の1100―1150度から1000度前後まで引き下げた。すでに製品表面肌の向上など成果が上がっており、4月からは950度設定の低温圧延により、さらなる品質向上や製造コストの削減を実現する。

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