2011年2月7日

淀川製鋼、経常利益5・3倍44億円 4―12月

 淀川製鋼所が4日発表した2010年4―12月期決算は、連結売上高が前年同期比10%増の1071億2700万円、経常利益は5・3倍となる44億200万円、純利益は21億5000万円(前年同期は36億6100万円の赤字)となった。

鋼板関連は建築需要が低迷したものの、販売価格改定により売上高が増加した。特に台湾の連結子会社センユースチール社は、前年同期比で大幅増収となり、損益も改善した。ただ、10―12月期は需要低迷、販価下落で厳しい事業環境となった。