2011年2月10日

中山鋼業、配合最適化 ヤード整備も完了

 中山鋼業(本社=大阪市西淀川区)は昨年12月から、建屋内のスクラップヤード(3カ所)の整理・改修を実施していたが、このほど作業を完了した。今後は3つのヤードのうち2つを順次使用する体制とすることで、スクラップ管理の“見える化”が実現、ダスト量やスクラップ品質の正確な把握を行い、歩留まりを向上させる。

 これと連動し、製鋼でのスクラップ配合の最適化・高度化を進めており、H2とそれ以下の低級スクラップを主体にした操業にしていくことで、製鋼コストの低減につなげていく。