2011年2月16日

大阪地区の平鋼、強含みの展開続く

 平鋼はトン8万5000円(ベースサイズ、置き場渡し)どころに値上がりし、強含みで推移している。昨秋から徐々に上向いてきた引き合いは、1月中旬ごろから落ち込み、現在まで停滞した状況が続いている。

 「相場の先高観が広がり、顧客から先行手配の注文が増加したが、建築も機械も最悪期は脱したとはいえ、大きく実需が増加しているわけではなく、必要な発注は1月までに終わってしまったようだ」(特約店筋)といった見方がある。