2011年2月17日

東京地区の厚板、高値寄りで推移

 厚板は強含み。定尺(19ミリ、5×10)がトン8万7000円、切板が9万5000―10万円のところを上値寄りで推移している。年末以降、高炉、電炉とも厚板メーカー各社が値上げ方針を打ち出していることで母材の先高観は強い。流通各社も売り腰を強くしている。シャーリング業者についても仕事量確保のための安値受注はほとんど見られなくなっており、底値を押し上げている。ただ、浸透については一定期間を要しそうだ。

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