2011年3月23日

鉄スクラップ、国内市況が続落 需要減響く

 国内鉄スクラップ市況が続落している。けん引役となる輸出の停滞や、東日本大震災の影響による需要減などが影響している。メーカーの炉前購入価格は、前週からトン1000―2000円下落しており、指標品H2の価格は関東地区が3万5000―3万7000円、中部が3万6500―3万7000円、関西が3万8000―3万9500円と地域間で値差が開いている。