2011年3月28日

鉄スクラップ、国内市況が続落

 国内鉄スクラップ市況が、続落基調をたどっている。主に輸出の停滞を受け、炉前購入価格(H2)は関東がトン3万4000―3万5000円、関西がトン3万7000―3万8500円と、いずれも前週からトン2000―3000円下落。

 計画停電によるメーカー各社の減産で、関東の需要は減少しており、同地区の炉前価格は約3カ月ぶりにトン3万5000円前後の水準となった。