2011年3月31日

特殊管需要復調の兆し 油田開発が増加

 2011年度で特殊管需要が増加する見通しだ。原油価格が1バレル=100ドルを超える高値で推移しており、オイルカンパニーによる新規油田開発が増え、石油精製設備向けで受注回復が見込まれる。

 一方、頁岩(シェール)層に貯留しているシェールガス開発で、関連プラント向けも旺盛な引き合いが予想され、低調に推移した10年度で、特殊管の需要縮減が底を打ちして、11年度で復調する兆しが出てきている。

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