2011年3月31日

泉鋼業、洋上作業台の普及推進 災害復旧にも出動

 圧力容器製造、建築鉄骨加工の泉鋼業(本社=高松市、富家孝明社長)は、洋上作業台「イズミ・セップ」の事業を普及推進する。作業台は、移動式のポンツーン(浮き桟橋)を組み立てて作るもので、橋脚工事や杭打ち工事など、水上での工事および地質調査に使われており、同社ではゼネコンやマリコンならびに調査会社などに貸し出す。

 これまでに各地で多数の採用実績があり、4月からは、徳島県で行われる「新加賀須野橋」の架け替え工事で導入される。また災害復旧にも出動し、利用された実績もあり、今後は洋上作業およびダム改造工事などのニーズを捕捉して普及を進めていく。

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