2011年3月31日

東北地区、鋼材供給確保が困難

 東日本大震災で被災した東北地区の商社、鋼材流通の中では復旧・復興へ向け、鋼材など資材調達に乗り出したが、宮城県内の電炉メーカーが操業停止に追い込まれるなど、供給の絶対量が不足、物流ルートの確保にも支障を来たしており、供給確保は困難を極めている。

 さらに震災前に受注し、出荷、搬送した鋼材が被災し、所在不明となるケースもあり、これらの確認作業にも追われ、各社の対応をより難しくしている状況だ。