2011年4月5日

大和鋼業、富田林 二次加工に特化

 建設機械向け厚板シャーの大和鋼業(本社=大阪府松原市)は、国内事業の基盤強化などへ向けて、本社松原工場、富田林工場(大阪府富田林市)で生産体制の見直しを進める。

 製缶など二次加工事業の売上比率を現行の7―8%から10%以上への引き上げを目指して、来年をめどに富田林工場で製缶・機械加工などの二次加工生産ラインを増強。同工場では二次加工専門分野に特化し、高付加価値化を図るほか、本社工場は年内に最新鋭のレーザー2基を導入。NCガス溶断拠点の南港工場を含む3工場で「各生産拠点の強みを前面に出していく」(津井田社長)方針だ。

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