2011年4月11日

節電対策、鉄連の協議本格化

 政府が8日に夏季の電力需給対策の骨格を発表したことを受け、日本鉄鋼連盟は節電対策の具体的な検討に入る。政府は大口需要家で使用最大電力の25%程度とするなど削減目標を設定し、産業界に協力を求めている。鉄連では先月に立ち上げた震災対策本部の電力ワーキンググループ(WG)で対策を協議し、鉄鋼業として最大限可能な対応策を月内にまとめ、政府に示す予定だ。