2011年5月13日

大阪地区の溝形鋼、需給緩み弱横ばい

 溝形鋼はトン8万5000円(ベースサイズ、置き場渡し)どころで、弱横ばいの推移。大型連休明け後も、足元の引き合いは低迷している。東日本大震災直後、2・3次店などから在庫補充の注文が増加したが、現在、それらの業者は小口当用買いの対応に徹しているもよう。「2・3次店への引き合いが減少しているので、3月に発注した分の在庫で十分対応できる。当面、仕入れる必要はなさそうだ」(2・3次特約店筋)といった声が聞かれる。