2011年5月20日

自動車各社が夏季木・金休業/鉄鋼、納期調整が課題

 自動車メーカーと自動車部品メーカーは夏季電力抑制のため、7―9月の間、「土・日曜日」を操業し、「木・金曜日」を工場の休日とする休日シフトを、全国的に実施することを決めた。日本自動車工業会の志賀俊之会長が19日に、都内開いた定例会見で正式に明らかにした。

 自動車業界が休日シフトを決めたことで、鉄鋼メーカーも生産、出荷、納入調整の検討に入った。東日本大震災によって部品サプライチェーンが寸断された自動車生産も、部品供給が急速に回復、各自動車メーカーは6月から増産姿勢をとる構えだ。

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