2011年5月27日

大阪地区の異形棒、ノミナル化の様相

 異形棒鋼はトン6万8000円(ベースサイズ、直送)どころで、横ばい。東日本大震災の影響で4月前半に多少引き合いが出たが、4月中旬以降、需要が落ち込み、新規成約の少ない状況が続いており、市況はノミナル化しつつあるもよう。「夏前までの物件の材料手配は既に完了し、ゼネコンは当用買いの対応を通している。新規案件の増加は当面、期待できないのではないか」(流通筋)といった見方がある。

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