2011年5月31日

広州JFE鋼板、めっき年80万トン体制

 JFEスチールは、中国の広州鋼鉄企業集団と合弁出資する広州JFE鋼板(GJSS)の設備増強を年内に終え、2013年度内にフル生産を目指す。

 30日に新冷延ミルの竣工式を開き、冷間圧延から溶融亜鉛めっきまでの一貫生産体制を確立。連続焼鈍設備と第2溶融亜鉛めっき鋼板ライン(CGL)も新設して、年産能力を180万トンに引き上げる。日系や欧米、中国系の自動車メーカーへの拡販を進め、伸びる需要を捉える。