2011年5月31日

東京地区の普通鉄線、実需低調 頭重い

 普通鉄線は強含み横ばい。4月以降、線材価格の上昇に伴う製品高により、流通の仕入れコストは上昇。5月の大型連休後には再販価格への転嫁を本格化した。ただ、需要低迷が重しとなり、「新値浸透は6月下旬ごろまで掛かる」(問屋筋)と、転嫁の遅れを懸念する声が聞かれる。市中価格は、4ミリの規格線がトン13万7000円、一般用線が12万9000円どころ。

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