2011年6月3日

大阪地区のH形鋼、需要停滞で軟調

 H形鋼はトン当たり7万8000円(ベースサイズ、置き場渡し)どころに値下がりし、弱含み。

 メーカー各社の値下げ発表により、市中相場の先安観が強まり、3月以来約2カ月ぶりに8万円台を割り込んだ。「客先の値下げ圧力が強まっている。採算割れの価格を受け入れることはできないが、引き合いが少なく安値に応じる流通もあり、相場が軟化している」(特約店筋)といった声が聞かれる。