2011年6月14日

三井物産、資源エネ投資2600億円

 三井物産は2011年度も、金属資源を含めた資源エネルギー分野への投資を積極化する方針だ。予算では2600億円と前年度比1割程度の増加だが、優良案件の投資機会次第では上積みもある。鉄鉱石、石炭など既存事業の拡張、開発を軸に、銅など非鉄を含めて新規の投資機会を狙う。

 次世代をにらみ、アフリカなど新規ソースの開拓も視野に入れる。新興国の経済成長で着実に需要が伸びる中、資源投資と物流機能を両輪に、総合力を生かした資源の供給力を強化する考えだ。