2011年6月15日

韓・東国製鋼、ブラジルで熱延生産検討

 韓国の東国製鋼がブラジルに新設する一貫製鉄計画の2期工事で、熱延ミル導入の可能性を検討していることが分かった。

 1期工事で年産300万トンの高炉一貫スラブ製鉄所を建設するのに続き、倍増強する2期工事で、上工程にPOSCOの新製鉄法、FINEX導入も視野に入れる。8月にも着工する1期計画と並行して、2期工事の計画概要を詰めており、熱延コイル生産の可能性を含めて検討している。