2011年6月15日

秋津鋼材が基盤強化 海外事業育成を模索

 秋津鋼材(本社=奈良県大和郡山市)は中期的に企業基盤のさらなる強化に着手する。国内の普通鋼薄板需要は縮小傾向が続くとの判断から、本社工場のミニスリッターは、5基から4基体制に集約する方向で検討していく。ステンレス部門は、特約店などとの提携や受託加工の強化を図る。海外についても情報収集を開始しており、将来は何らかの形での事業化を模索していく。