2011年6月29日

NSSC・鹿島、BA設備の本稼働は9月末

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は28日、東日本大震災で被災した鹿島製造所のBA(光輝焼鈍)設備について、9月末から本格稼働すると発表した。復旧は予定通り7月末を見込むが、関東地区の節電ニーズに対応するため、本格稼働を2カ月間延期する。

 現在は光製造所で代替生産を行っているが、鹿島での圧延が必須となるエンボス製品など一部製品については、電力ひっ迫懸念のない休日を活用して、鹿島のBAを稼働させ同所での一貫生産対応を行う。