2011年6月29日

紅忠コイルセンター、経常益26%増めざす

 紅忠コイルセンター(本社=大阪府泉大津市)は本年度、売上高で135億円(前期比1%減)、経常利益2億3800万円(25・9%増)、当期純利益で1億3500万円(29・8%増)を目指す。需要環境が引き続き厳しいとの判断から、親会社の伊藤忠丸紅鉄鋼との連携を深め、薄板取扱量18万6300トンと前期並みの水準を確保する。

 大阪・滋賀両工場での品質管理体制を強化するとともに、高精度加工を武器に高級品のウエートを高め、他社との差別化を図る。コスト削減は「CD300」を継続的に取り組み、ローコストオペレーション体制を堅持する。