2011年7月12日

関西上場電炉、4-6月収益厳しく

 鉄鋼メーカーの2011年4―6月期業績が近く発表されるが、関西地区の上場電炉メーカーの同期の業績は厳しいものとなると予想する声が多い。東日本大震災後の景気後退による販売減少に加え、製品価格の下落・原材料価格の上伸によりスプレッドが圧縮したため。メーカーによっては前期(1―3月期)に比べ、営業・経常段階の黒字幅の減少、もしくは赤字が拡大したもようだ。