2011年7月19日

新日鉄・釜石、技術開発の強化継続

 新日本製鉄釜石製鉄所(谷田雅志所長)は、現行中期経営計画で掲げるスチールコード用線材や、CH用線材を中心としたハイエンド製品の競争力強化、資源循環型・環境調和型製鉄所の構築を基軸に、体制強化を継続実施する。圧延工程でビレットを接合し、連続圧延するエンドレス圧延技術の適応範囲50%への拡大を目指すなど、競争力向上を狙う。

 東日本大震災で打撃を受けた自動車関連のサプライチェーン再構築を、復興のエンジンとも捉え、技術力を基点に製品供給の対応力を強めていく。

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