2011年7月20日

鉄スクラップ、国内市況が下落基調

 国内鉄スクラップ市況が、下落基調に転じている。電炉各社が電力料金の高い7―8月に定期炉修を行う夏季減産期を迎え、鉄スクラップ需要減が見込まれる中、東アジア向けの新規鉄スクラップ輸出も停滞。国内電炉最大手の東京製鉄は先週16日入荷分から全工場の鉄スクラップ買値をトン当たり500円引き下げており、電炉各社の値下げは全国に波及している。

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