2011年8月2日

エヌエスオカムラ、来年5月に生産再開 復興計画

 新日本製鉄と鋼製家具メーカーの岡村製作所は1日、3月11日に起きた東日本大震災で被災した共同出資会社のエヌエスオカムラ(岩手県釜石市港町)の復興計画を決めたと発表した。

 約24億円を投じ、新日鉄・釜石製鉄所構内の既存建屋(釜石市鈴子町)に全面移転するとともに、塗装ラインなど新規の生産設備を導入し、来年5月の生産再開を目指す。従業員約120人は継続雇用し、生産再開後は震災以前の水準である25―28億円の売上高(生産規模)を見込んでいる。