2011年9月7日

電炉製品、今秋 需給タイト化へ

 9月以降、条鋼を中心に電炉製品が一時的に需給タイトに転じる兆しが出てきた。電炉メーカーは、夏季の炉休・定期修理を8月に集中的に実施したことで、一部電炉のメーカー在庫が減少。一方、9月に入り、首都圏を中心に建築需要が回復する動きが見られ、メーカーへの明細入りが漸増していることから、形鋼類、異形棒鋼で需給が引き締まる可能性が高い。このマーケットの動きに連動する形で、今秋、電炉メーカーによる販売価格の値上げも予想される

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