2011年10月5日

鉄スクラップ、国内続落 3・5万円割れ

 国内鉄スクラップ市況が続落した。下落幅が500―1000円で、東アジア向け輸出の停滞などが要因。国内電炉最大手の東京製鉄が4日入荷分から全工場の鉄スクラップ購入価格を引き下げ、関東、関西地区にも値下げの動きが波及。東西とも指標品のH2電炉買値は、中心値で再びトン3万5000円を割り込んでいる。